エムケー精工株式会社は、自動車関連機器、情報関連機器および生活機器の開発から製造、販売およびメンテナンスの事業展開をしている。企業の社会的責任と地球環境の保全の重要性を認識し、以下の環境方針を定める。
2012年3月21日
エムケー精工株式会社
代表取締役社長 丸山 将一
エムケー精工グループは、気候変動に係る問題について、優先して取組むべき社会の重要課題と認識しています。
当社グループは、次の「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標および目標」を元に、脱炭素社会に向け取組んでまいります。
当社グループは、気候変動を重要なサステナビリティ項目と認識しております。気候変動に関するリスクについては社長室サステナビリティ推進グループが所管し、重要リスクの特定、評価、および個別施策の立案を行います。それらの結果は、執行役員会に報告、審議され、取締役会にて管理、監督する体制となっております。
当社グループは、企業の社会的責任と地球環境の保全の重要性を認識して、省エネルギー活動を推進し、使用エネルギーの削減、省エネ設備への更新、CO2フリー電気の導入、産業廃棄物の低減への取組み、および環境に配慮した自社製品の開発を行っていきます。
当社グループは、リスク管理規程に則り、サステナビリティに関するリスクについて、社長室サステナビリティ推進グループが、企業価値の向上および経営目標の達成を阻害するリスクと機会の抽出、識別を行い、重要リスクを特定、評価します。その結果は、執行役員会に報告、審議され、取締役会が意思決定します。
当社グループの温室効果ガス(GHG)排出量削減活動の取組みにおける測定可能な目標設定を以下のとおりとしております。
『当社グループの国内事業拠点におけるスコープ1、スコープ2のGHG排出量を、2030年までに2021年度比40%削減を目指す。』
当社は経済産業省の省エネ法定期報告に基づく「事業者クラス分け評価制度(SABC評価制度)」において、省エネが優良な事業者とされるSクラス(最高ランク)に2015年度より8年連続認定されました。この活動の取組みと、温室効果ガス(GHG)排出量削減活動の取組みとして当社グループでは以下の活動を継続推進しています。
洗車機を使った洗車は手洗いと比較すると少ない水で効率よく洗うことができ、節水につながります。洗車機では、コースにもよりますが約35Lの水できれいに車を洗い上げます。ただ水量を減らしただけでは、複雑な形状の車の汚れを綺麗に落とすことはできません。水量と洗浄性能のバランスを細かく見極め、流体測定を繰り返しました。洗い上がりのきれいさと消費水量の削減を両立した洗車機を開発しました。また、シャンプーやコーティング剤などのケミカルも、植物抽出成分を主成分とした環境対応のものを独自開発し、使用しています。
ソーラーパネルを搭載したLED表示機を開発しました。ソーラーパネルを搭載しているため太陽光のみで動作します。外部からの電力が不要なため、どこでも使用できるシリーズです。
高輝度LED を採用し、低消費電力の技術を高め、省エネにこだわって設計しました。無日照の日が続いても連続6日動作し続けます。
低温貯蔵庫の梱包体積を削減し、段ボール使用量の削減によって環境負荷の軽減を目指しています。
梱包の設計を見直すことで、梱包体積を40%以上削減することができ、段ボールの消費を削減しました。今後も、様々な製品において梱包体積を最小限にできるような梱包設計を行います。