HEALTH & PRODUCTIVITY MANAGEMENT健康経営の取組み

「健康経営優良法人2022
(ホワイト500)」に
認定されました
昨年度に引き続き3年連続の認定となりました。今後も社員の健康保持・増進を図るとともに、安心して働ける環境づくりに積極的かつ継続的に取り組み、社員の生産性・企業価値の向上に努めてまいります。
- 「健康経営優良法人2022
(ホワイト500)」とは - 「健康経営優良法人2022(ホワイト500)」とは、2022年度の健康経営優良法人認定制度で認定された法人の一部を指します。この制度は優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰するもので、大規模法人部門の健康経営度調査結果上位法人のみが「ホワイト500」として認定されます。
健康経営宣言
健康は個々人の幸せの礎であり、社員とその家族の健康は会社が成長し社会的責務を果たすための源です。当社は、健康を経営の最重要課題の一つと捉え、社員とその家族の心身の健康を保持・増進する健康経営に取り組みます。
全ての関係者と連携して体制・制度の構築・改善を進め、健康診断・保健指導、各種の支援・啓蒙活動などを通じて社員と会社が一丸となって健康で安心して生き生きと働くことができる職場を目指します。
エムケー精工株式会社
代表取締役社長
丸山将一
健康経営の体制
代表取締役社長を最高責任者とし、担当役員と推進部門が中心となり、産業医・健康保険組合と連携しながら全ての役員と社員が健康経営に取り組みます。
体制図


健康経営の
実現に向けて
当社では、「社員の生活習慣や健康度の改善による生産性の向上」、および「多様な人材の確保と定着」を健康に関する経営上の課題ととらえています。
重要な健康課題に対し目標を設定し、PDCAを回しながら改善を進めることにより、各課題を解決します。これにより、さらなる企業価値の向上を目指します。
健康経営戦略マップ
健康経営で解決したい経営上の課題、期待する効果、具体的な取組みのつながりをまとめた健康経営戦略マップを作成し、健康経営に取り組んでいます。
社員の生活習慣や健康度の改善目標と取組み
- 生活習慣病などの疾病の高リスク者に対する重症化予防
- メタボリックシンドローム率(該当者とその予備軍の合計)25%以下を目指しています。(2020年度31.2%)新型コロナウィルス感染症の影響もあり、メタボ率は上昇しています。「保健師だより」の定期発行、個別保健指導・健康相談などを通じて、日頃から健康への意識を高めています。今後はさらに運動や食生活改善に力を入れていきます。
- 喫煙率の低下
- 喫煙率25%以下を目指しています。(2020年度29.4%)「社内禁煙化計画」に沿って、禁煙外来費用の全額助成、所定労働時間内完全禁煙を行っています。また、社内研修などさまざまな機会で喫煙の問題を取り上げて、禁煙を促し禁煙にチャレンジするきっかけを作っています。
- 精密検査や任意検診などの受診率の向上
- 精密検査受診率65%以上を目指しています。(2020年度56.4%)個別通知による受診勧奨により、徐々に改善してきています。
健康課題の分析データ
目標 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 | |
---|---|---|---|---|
メタボリック シンドローム率 |
25.0%以下 | 31.2% | 29.3% | 31.0% |
喫煙率 | 25.0%以下 | 29.4% | 32.3% | 33.5% |
精密検査受診率 | 65.0%以上 | 56.4% | 52.9% | 52.1% |
多彩な人材の確保と定着の目標と取組み
長野県に本社を置く研究開発型の完成品メーカーである当社にとって、人材の確保は成長の源泉です。全国の優れた人材から選ばれる企業になることと、社員の心身の健康の保持・増進を後押しし高いパフォーマンスを発揮できる職場環境を提供することが課題です。
新卒新入社員の3年間離職率の5年間平均値を、7%以下に改善することを目指します(2014~2018年度入社の5年間平均値は、9.3%)。
取組みの効果
健康経営をはじめとした、さまざまな働き方に関しての取組みにより、新卒採用では、応募エントリー数が年々増加し2020年は2010年対比で6.1倍となりました。
くるみん認定・
プラチナくるみん認定|
厚生労働省

えるぼし(3段階目)認定|
厚生労働省

輝く女性の活躍を加速する男性
リーダーの会
行動宣言に賛同|
内閣府

仕事と介護を両立できる職場環境
整備促進のためのシンボルマーク取得
|厚生労働省

職場いきいき
アドバンスカンパニー認証
|長野県

その他の取組み
- ・一般定期健康診断受診率100%の継続
- ・管理栄養士による1週間の食事内容のチェックと指導
- ・専門トレーナーによる運動指導
- ・連続休暇取得の奨励など働き方改革の推進
- ・健康保険組合が主催する健康増進活動への参加
- ・歩行姿勢計測に基づく歩行改善転倒防止指導(対象者120名、参加者92名、参加率77%)
- ・新入社員を対象にしたメンタルヘルス向上を目的とした瞑想体験
- ・医療・健康関連に係わる投資額 2020年度 約400万円
その他健康経営に関連する指標
2020年度 | 定期健康診断受診率 | ストレスチェック 受検率 |
平均残業時間 | 平均勤続年数 | 傷病による休職 |
---|---|---|---|---|---|
実績値 | 100% | 85.6% | 16時間 | 男性:17.1年 女性:14.5年 |
3人 |
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第94回日本産業衛生学会に
代表取締役社長 丸山が登壇 -
歩行姿勢計測に基づく歩行改善・
転倒予防指導を行う歩行ケアを実施