DIVERSITY & INCLUSION

多様な人材が互いの個性を尊重し合い、自らの力を伸ばすことこそが、新たな価値の創造につながると考えています。エムケー精工では、社員一人ひとりの多様な属性や価値観、働き方を尊重し、全員が互いに認め合いながら組織としての一体感を育む環境づくりに取り組んでいます。また、出産、育児、介護、治療(不妊治療含む)といったライフサイクルやワークライフバランスに配慮した制度を、トップダウンとボトムアップの両面から整備するとともに、制度利用の理解促進やハラスメント防止を含む社員教育(役員も対象)にも力を入れていきます。

エムケー精工株式会社
代表取締役社長 丸山 将一

多様性への取組み

女性活躍推進への取組み

(1)女性活躍推進に関する考え方
エムケー精工では家庭と仕事の両立ができる環境を早くから整備してまいりました。さらなる企業価値向上のためには女性の活躍が不可欠であると認識しており、女性を含む全ての社員がいきいきと働き、新たな価値を創造していける企業を目指しています。現在、出産・育児休暇後の女性社員の復帰は100%を達成しており、多くの女性が仕事と育児の両立を実現しています。ますます女性社員が活躍できる会社になるための取組みを進めていきます。
(2)女性のキャリアアップ支援
女性管理職の積極的な登用や育成を強化しています。具体的には、入社前の女子学生向けセミナー、入社後のメンター制度、女性キャリア形成支援研修、女性ランチ会、女性役員との交流、社長へのダイレクト報告、さらに退職者の再雇用制度などを整備しています。

ワークライフカフェ

社外取締役にメンターとなってもらい、女性社員の個人的な悩み相談をしやすくする座談会を開催しています。

キャリアアップセミナー

女性社員を対象に「仕事を楽しくする心理学」として、人間関係を円滑にしていくためのセミナーを開催しています。

マネジメントワークショップ

女性を部下に持つ管理職を対象に、部下の成長を促すコミュニケーション能力、指導力を強化する研修を行っています。


職場復帰プログラム

産休育休からスムーズに復帰できるよう、職場復帰プログラムとして上司との面談などを開催しています。

女性座談会

様々な立場の女性社員が集まり、より働きやすい会社になるように意見交換を行っています。

中高年齢者・外国人への取組み

(1)中高年齢者に対する取組み

年齢別にミドルキャリア研修/セカンドキャリア研修/シニアキャリア研修の3つの研修を行っています。それぞれの世代で起こりうるライフイベントや人生の節目となる研修として、自己を振り返りながら将来や今後のキャリアなどを見つめ直す機会となるほか、健康管理や年金などの制度解説も行っており、人生100年時代に向けたこれからの一歩を踏み出す準備を促しています。

(2)外国人への取組み
・外国人採用、異文化理解について
新卒・中途いずれも国籍を問わない採用活動を実施しています。また、日本人の従業員を対象にベトナムにある関係会社「エムケーベトナム」への出向を行い、コミュニケーション能力や異文化への理解を高めるための取組みを行っています。
・外国人実習生受入れへの取組み
2000年から「エムケーベトナム」の研修生の受入れを開始し、2011年からは技能実習生として毎年受入れを継続しています。(現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため受入れ中止)

ワークライフ
バランスへの取組み

一人ひとりのワークライフバランスを踏まえた柔軟な働き方ができる環境整備を目指し、各種施策をトップダウンとボトムアップの両面から展開しています。PDCAサイクルを回しながらより良い制度づくりを進めており、具体的には、結婚、出産や育児・介護・治療(不妊治療含む)と仕事の両立、配偶者の転勤などを踏まえ、法定以上の各種休暇(ライフサポート休暇、アニバーサリー休暇、ワンオペレーション支援休暇など)、手当・応援金、時短勤務や在宅勤務(雇用型/非雇用型)などを整備しています。その他、遺児育英資金給付金導入や社員の子女の教育補助など次世代育成にも取り組んでいます。

■制度一覧

ライフサポート休暇 妊娠中の体調不良や不妊治療、そのサポートなどで全従業員が時間単位でも取得できる有給休暇制度。
結婚祝金 社員が結婚するときにお祝金を支給する制度。
出産休暇 本人が出産する場合、出産日から3日間、配偶者が出産する場合、出産日より8週間以内に2日間、半日単位で休暇を取得できる制度。
産後パパ育休 子の出生後8週間以内に4週間までの間、育児のために休暇を取得できる制度。
キッズ応援金制度 社員、または社員の配偶者の出産を支援する制度。
第一子5万円、第二子10万円、第三子以降25万円を支給する。
(産後パパ育休を14日間以上取得した正社員には、キッズ応援金を5万円追加支給)
社内育児休業休暇 同居する子が出生した日から3歳に達する日までの期間のうち、5日間を半日単位で取得できる有給休暇制度。
育児休業 特別な事情がなくても子が3歳に達する日まで育児のために取得できる休業制度。(法定期間:最長で2歳まで)
育児における
短時間勤務制度
子が小学校3年生を終了するまで短時間で勤務できる制度。(法定期間:3歳まで)
所定時間外労働の
免除・制限
小学校就学前までの子を養育する労働者が請求した場合、時間外労働を制限する制度。(法定期間:3歳まで)
子の看護休暇 小学校就学前までの子が1人であれば年5日、2人以上であれば年10日を限度として看護休暇の取得が可能。
子の学校行事参加休暇 入学式や卒業式、運動会、PTA活動など、子の行事に関わりやすい環境を整備。
遺児育英資金給付制度 社員に万が一のことがあった場合、遺児について大学卒業までの学費を全額負担する制度。
ワンオペ支援休暇 実家が遠隔などにより1人で育児をしている主婦(夫)を支援する有給休暇。
再雇用制度 結婚や配偶者の転勤、介護等の理由で退職した社員に対し、再就職の機会を創出し、
その能力を活かす復帰支援制度。
雇用型在宅勤務
(テレワーク)
結婚や配偶者の転勤、育児、介護等により出社困難な社員が利用。
短時間勤務かつフレックスタイム制度を利用できる。
非雇用型在宅勤務
(テレワーク)
結婚や介護等に伴い退職した社員が利用。生き方や働き方の多様性を受容しつつ、
当人の専門性を最大限に活かした制度。
介護休業 対象家族を介護するため、のべ93日間休業できる制度。
介護における
時間短縮勤務制度
介護における短時間勤務制度。
リハビリ出勤制度 休職から職場復帰する際に約1~2ヵ月かけながら勤務訓練をする制度。
フレックスタイム制度 従業員が日々の始業・終業時刻を自身で決定して働くことができる制度。(コアタイムなし)
時間単位の年次有給休暇 働き方の多様性を考慮した、時間単位の年次有給休暇制度。
有給休暇積立制度 時効となる有給休暇を積立て、家族の介護や私傷病、3歳に達していない子の養育の際に使用できる制度。
アニバーサリー休暇 自身の記念日に取得できる有給休暇(年2回)。

各種認定など

くるみん認定
プラチナくるみんプラス認定
厚生労働省

2008年に「子育てサポート企業」として認定(くるみん認定)を受けた後、より高い水準の取組みを⾏っている優良な「子育てサポート企業」として、2015年10月20日付で特例認定(プラチナくるみん認定)を受けました。その後、仕事とプライベートの両立を支援する環境づくりに努め、2025年2月26日付で「プラチナくるみんプラス認定」を取得しました。

くるみんマーク・プラチナくるみんプラスマーク
(厚生労働省)

えるぼし(3段階目)認定
厚生労働省

女性活躍推進法に基づく制度で、女性活躍推進につながる採用、継続就業、労働時間、管理職比率、多様なキャリアコースの整備の5つの基準をすべて満たし、3段階目の認定を受けました。

女性活躍推進法特集(厚生労働省)

輝く女性の活躍を加速する男性
リーダーの会
 行動宣言に賛同
内閣府

組織のトップを務める男性リーダーである社長が、様々な女性の意欲を高め、その持てる能力を最大限発揮できるよう、「自ら行動し、発信する」「現状を打破する」「ネットワーキングを進める」の3つの行動宣言に賛同しました。

輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会(内閣府)

仕事と介護を両立できる職場環境
整備促進のためのシンボルマーク取得
厚生労働省

年次有給休暇の積立制度(最大60日)を新設し、介護・私傷病のために利用可能とするなど、仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取組み、シンボルマークの「トモニン」を厚生労働省から取得しています。

「仕事と介護を両立できる職場環境」整備促進のためのシンボルマーク(厚生労働省)

職場いきいき
アドバンスカンパニー認証
アドバンスプラス
ワークライフバランスコース
ダイバーシティコース
ネクストジェネレーションコース
長野県

誰もが仕事と家庭を両立できるよう、職場環境の改善や雇用の安定を進めています。短時間勤務制度など多様な働き方の制度を導入し、実践的な取組みを行っている企業として長野県から「ワークライフバランスコース」、「ダイバーシティコース」、「ネクストジェネレーションコース」の認証を受け、3つのコースを全て認証されている企業として2022年8月1日に「アドバンスプラス」の認証を受けました。

ながのけん社員応援企業のさいと
(長野県)